SALESCOREの開発エンジニア
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業務概要

データドリブンな営業組織作りを実現するセールスイネーブルメントSaaS『SALESCORE』の開発を行っていただきます。

関連記事

ぜひこちらの記事も併せてお読みください!

どんなプロダクトか

SALESCOREという営業組織向けのAll-in-One Sales Enablement Platformを作っています。

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セールスイネーブルメントの実現には、単一の機能ではなく多種多様な機能の提供が必要です。

SALESCOREでは現在「Visualize」「Sync」の2つの機能を提供しています。

SALESCORE Visualize

Salesforceなどの外部サービスのデータを、分かりやすく可視化するサービスです。

  • 「営業活動の記録」
  • 「記録したデータに基づく定量的な振り返り」

営業組織において、この2つはどちらも非常に重要なアクションですが、これを十分に達成できている営業組織はまだ少ないのが現状です。

「推測するな、計測せよ」とはソフトウェア開発者によく知られる格言ですが、強い営業組織を作るためには同じことが必要です。

レガシーな営業観だとどうしても定性的な話で営業スキルが語られがちですが、SALESCOREを導入すると定量的なデータで話し合う文化が自然とチームに生まれます

「先月の自分の営業はCVRがX%だから、目標達成のためには営業アポをN件する必要がある」

「Aさんと自分を比較すると、月間のアポ数は変わらないけど次フェイズに進むCVRが自分が低いだなあ」

こんな会話を、メンバー一人一人が考えられるようになります。

KPIダッシュボード(データソースの異なる複数の集計値に対するピボットビュー)
KPIダッシュボード(データソースの異なる複数の集計値に対するピボットビュー)
ドリルダウンモーダル。一覧、集計が可能
ドリルダウンモーダル。一覧、集計が可能
14種類のデータソースに対応
14種類のデータソースに対応
ドリルダウン後に円グラフで表示
ドリルダウン後に円グラフで表示
レコードの詳細表示
レコードの詳細表示

「SALESCORE Visualize」は弊社が営業コンサルティング事業を行う中で、現場のコンサルタントやお客様の声から生まれたサービスです。

モダンなUXで手軽に必要なデータを確認することが可能で、SALESCOREを営業組織に導入することで、データドリブンな強い営業組織作りをサポートします。

導入実績(コンサル事業の成果も含む)
導入実績(コンサル事業の成果も含む)

「営業」と聞くと、我々エンジニアはともすればややネガティブなイメージを持ってしまう人もいるかもしれませんが、事業の成長に強い営業組織は欠かせないものであり、また科学ができる領域でもあります。 プロダクトを通じて営業組織の文化作りをサポートし、その中で多くの人が成長を楽しめる未来を作るために、仲間をお待ちしています。

SALESCORE Sync

営業活動を記録することは、データドリブンな組織づくりに欠かせませんが、現状のCRMはどれも操作性が悪く記録に時間がかかり、営業の忙しさの中で記録が後回しになってしまうことが多々あります。

SALESCORE Syncは使用中のSFAと連携し、SFAのデータをExcel形式のシートで表示・編集が可能です。

特に「関連オブジェクトを同じ行に表示」「コピー&ペースト」などの機能により、取引先に紐づく各種の活動・商談などを非常に効率的に記録することが可能です。

Excel形式で外部データソースを編集
Excel形式で外部データソースを編集
基本的なシート操作
「子レコード」の作成、レコード参照
「子レコード」を含めたコピー&ペースト
NotionライクなUI

技術的なサービス特性

営業組織向けSaaSとして外部には紹介していますが、技術的な側面からみると、

「営業ドメイン特化のfull-stack data platform」です。

内部的には以下を行っています。

  • ELT: Salesforceなどの各種データソースから、データベースにデータを取り込み
  • DWH: SALESCORE側で用意するマネージドなデータベース(PostgreSQL)。DB分離型のマルチテナント方式
  • BI: GUIからSQLを設定し分析
  • ノーコードアプリ作成: UIを自由に作成し、データを閲覧・編集
  • Reverse ELT: 連携先のデータソースにSALESCOREから書き込み

普通に自社でデータ分析を行おうとすると、ELT, DWH, BIの選定・運用が必要となり、専門的な分析エンジニアの手が必要になりますが、SALESCOREがこれらを一手に担うことで、非エンジニアでも営業データの詳しい分析が可能になります。

また、Salesforceなどの他SFA・SaaSと比較すると、これらのサービスでの分析体験はかなり制限がかかった分析になりがちですが、SALESCOREはSQLをベースとすることであらゆる分析を可能としつつ、これらをGUI・ノーコード・フルマネージドで提供することで非エンジニアでも触れるサービスになっています。

苦労してデータ基盤の整備(DWHやELTの構築・運用)をする必要なしで、整備されたデータ基盤以上の分析体験をユーザーに提供しています。

技術スタック

2022年11月現在の技術スタックとして

  • フロントエンド・バックエンドともにTypeScriptで統一
    • Prisma, GraphQL, Zodを用いた型安全な開発
  • Turborepoによるモノレポ・モジュラーモノリス
    • パッケージ数は18。ドメインロジックをモジュール化し、DI・Pureな関数に保つなど、テスタブルな構成

で開発しており、Webスタートアップとして最適かつ最先端の構成だと考えています。

詳細:

  • Webフロントエンド:TypeScript, Next.js, TailwindCSS, Ant Design, Apollo Client, Storybook, monaco-editor
  • バックエンド:TypeScript, Node.js, Nexus, Prisma, PostgreSQL
  • インフラ:Render
  • その他:Turborepo, PEG.js, Zod, Auth0, Docker, GitHub, Bugsnag, Notion, Figma, Redash, Posthog, Fivetran, dbt, Lightdash

こちらも参考にどうぞ(2021年の記事になります)

テックブログです。

スキル要件

基本的にTypeScriptでのフルスタックな(フロントエンド・バックエンド一気通貫の)業務をお任せすることになります。

入社後に素早くキャッチアップできる方であれば、TypeScript、またフロントエンドorバックエンドの経験は求めません。

必須スキル

実用レベルのWebアプリケーション開発経験(目安:最低3年以上〜)
基礎的なアルゴリズム力(目安:「木構造を定義・探索できる」くらい。AtCoder茶色以上)
自発的に行動し、能動的にプロダクトを改善できる
未経験の技術領域をキャッチアップできること
「コトに向かう」ことができること
「コトに向かう」について

CTO成澤・CEO中内の古巣であるDeNAでよく言われていた言葉です。

事業をやっていると、どうしても様々な問題が発生します。特にスタートアップにおいて、ある時は誰かのミスで自分に面倒なことが降りかかったり、未熟な体制のせいで色々とやりづらかったり、いろんな障壁が発生すると思います。

そんな時に「あいつが悪い」「会社が悪い」「俺は悪くない」という考えをするのではなく、「じゃあ何をすればいいのか」に集中すること、目の前のやるべきことに集中すること、そういった考えができることを、必須スキルとさせて頂いてます。

⚠️
前提として、会社の問題が開発メンバーに波及するようなことは、当然のことながら極力最小限になるよう努力します。 また「理不尽を我慢しろ」という意味でもありません。 開発チームの哲学として「個人・チーム(会社)・ユーザーの幸福が最大化されるように、最大限の努力をしよう」という考えを掲げており、個人の幸福が大きく損なわれるような場合に我慢する必要はなく、その選択は尊重されます。

歓迎スキル

TypeScript, Node.jsでの開発経験
toB SaaS の開発経験
営業業務の経験(特にモダンな営業組織での営業フロー経験、Salesforce構築の経験など)
ELT, BI, Automation, ノーコードアプリプラットフォームの分野の知見、また開発経験
大規模分析基盤の構築・運用、またSQLを用いた分析の経験
複雑なフロントエンドアプリケーションの開発経験、またUIデザインのスキル

ご応募に際して

ご応募の際には下記のものをご提示ください。

  • GitHubアカウントなど、ご自身で開発したソースコードがわかるもの
  • 上記難しい場合、過去の開発経験の詳細

働くメンバー

創業から現在まで、開発(PM、デザインなども含む)は全て一人で行っています。

メンバーの詳細なプロフィールは以下をご覧ください。

※(2023年2月現在)創業時より、少数精鋭による高速かつ高品質な開発体制を戦略的に貫いてきましたが、事業フェイズ的にはそろそろ体制を変えるべき時期と考えています。

超優秀なPdMの正社員採用・デザイナーの副業採用も決まっており、残りはWebエンジニアを採用して「チームとしての開発」を今年は推し進めようと考えています!優秀なチームで働きたい方、ぜひお声がけください。

SALESCOREで働く魅力

事業概要、社内文化、メンバー構成などについては、採用ページトップ、また以下のスライドをご参考ください。

SALESCORE 採用情報

ここではWebエンジニアから見た魅力を紹介します。

「開発のプロフェッショナル」と「営業のプロフェッショナル」によるチーム構成

Webサービス開発を生業とするエンジニアにとって、最も悲しいことの1つは「良いサービスを作っているのに売れない」ことではないでしょうか。

どれだけ最高の技術をサービスに注ぎ込んでも、それがユーザーに届かないのであれば意味がありません。

SALESCOREにはキーエンス出身者を中心とした、最強の営業集団がいます。彼らがいるからこそ「良いサービスを作りさえすれば売れる」という気持ちで開発に集中することができます。

また、優秀な営業マンは「売る」だけではなく「売るためにはどんなサービスであるべきか」まで考え、売れなかった場合はユーザーヒアリングをしてサービスの改善案を開発サイドに渡してくれます。

そのように出てきた改善案を、DeNA出身者を中心とした開発メンバーでブラッシュアップして作り上げたサービスが今のSALESCOREです。

何でも売ることができる「営業のプロフェッショナル」

そして、誰でも売れるようなプロダクトを作る「開発のプロフェッショナル」

そんな理想のチーム構成で働いてみませんか?

事業成長の最大化のために、最高の技術を用いる

技術者のエゴで好きな技術を使うのではなく、

事業成長を言い訳にして技術を疎かにするのでもなく、

事業成長を最大化するために、モダンで生産性の高い技術スタックを利用し、質とスピードの両方を最大化することを開発組織のコンセプトにしています。

生産性の高い、最新の開発環境で一緒に開発したい方を募集中です!

(補足)開発環境(2021年版)

直近の記事

(補足)スタートアップ開発における「弱者の戦略」、「巨人の肩に乗って、巨人を倒す」

営業SaaSの分野は、既にSalesforceなどの偉大で巨大な先駆者がいる市場です。 SALESCOREはSalesforceと直接的に競合するわけではないものの、こういった巨人と小さなスタートアップが渡り合っていくための戦略はなんでしょうか?

事業戦略的にはランチェスターの法則を元にした「弱者の戦略」が有名です。

開発組織としての戦略も「弱者にしかできない戦略」の実践が重要であり、その戦略とは「開発組織人数が/ソースコードが/仕様が少ないこと」をベースにした戦略だと考えています。

例えば複雑な仕様を持つ巨大なサービスで、モダンなフレームワークを新しく採用して技術スタックを切り替えることは生半可な開発リソースでは行えません。

それに対して、まだまだ規模の小さいサービスを運営するスタートアップであれば、最先端のフレームワークを採用することは容易です。

百人規模の優秀な開発者集団を抱える大企業に対して、数人のスタートアップが単純な「開発量」で上回ることは難しいですが、最先端のフレームワーク/ライブラリ/SaaS/PaaS...を使うことで、「開発効率」で上回ることは十分に可能だと考えています。 例えば、TypeScript / GraphQL / React / Next.js / UIフレームワークetc...を何も使わずにライブラリを自作しているレガシーな会社と、これらを使って効率的に開発が行える会社であれば、生産性はそれこそ100倍以上となりうるでしょう。

モダンな技術による高い生産性、少人数だからこそできるクイックかつ密なコミュニケーション、そしてミニマムな仕様をベースとして、サービスのコアバリューを最高速で磨き上げ、まず小さな市場でNo.1をとり、事業を成長させていくこと。 これが基本となる開発戦略だと考えています。

こういった考えのもと、弊社では戦略的にモダンな技術スタックの導入を行っています。

関連して「巨人の肩にのって、巨人を倒す」というもう一つのコンセプトを紹介します。

「巨人の肩にのる」とはアイザック・ニュートンが手紙で引用としたとされる言葉で、先人の積み重ねをベースに更なる進歩をすることを意味する言葉です。

SALESCOREの開発でも「巨人の肩にのれる箇所」すなわち、自分たちで開発せずとも世の中の便利なライブラリやSaaSを使えば良い技術領域は積極的にそれを利用し、生産性を高め、自分たちはコアな開発に集中し、その上で巨人を倒すという開発戦略を持っています。

(補足)適切な抽象化でビジネス課題に立ち向かう

プログラミングの本質の1つは「抽象化」であると考えます。

例えば「足し算をするAPIを作って欲しい」と言われたときに、あなたが書くコードは以下のGOODの例であり、BADではないでしょう。

// Good
function add(x: number, y: number) {
  return x + y
}

// Bad
function add(x: number, y: number) {
  if (x === 1) {
    if (y === 1) {
      return 2
    }
    if (y === 2) {
			return 3
    }
    // ...
  }
// ...
}

「何を当然のことを」と思うかもしれませんが、あなたがそう思うのは「抽象化」のスキルが当然備わっているからです。

上記の例については、おそらく中学校で代数学を学び、数を x y という記号に抽象化できることを知っているからこそ解ける問題です。

SaaSを作る上での「抽象化」についても考えてみましょう。

企業向けのSaaSを作る場合、各社ごとにカスタマイズの要望が上がりやすく、機能の追加を求められがちです。特に営業ドメインのような各社固有の運用フローがあるドメインの場合、これが非常に顕著です。

こういったケースでスタートアップがまずやるべき一番の方針は「カスタマイズ要望に応えないこと」であり、小さな機能をたくさん作るよりもコアな1つの機能を磨き上げてスケールを目指すのがベストです。 しかし、営業ドメイン(またその周辺領域)ではカスタマイズ性がコアなニーズとして求められがちで、その方針も取りづらいのが現実です。

実際、シンプルな単一機能を提供するような国内Sales Techで覇権を取っているようなSaaSは存在せず、海外Sales Techの有名どころは非常に複雑かつ多彩な機能を提供しており、そして現在の最大Salesforceは非常に柔軟なカスタマイズ性(というかプログラミングプラットフォームとしての側面)を持ちます。

しかし、要望された機能を1つ1つ追加していくような開発方針でいると、上記のBADのようなサービスになってしまいがちです。

こういったドメインでサービスを開発していくには、各社のニーズを適切に抽象化し、サービスの実装に落とす能力が求められます。

SALESCOREは、現状の見た目こそ営業ドメインの特定の機能のみを提供するサービスですが、裏側は高度に抽象化された技術基盤の上でサービス提供を行なっており、ユーザーの要望を非常に柔軟に解決することが実現できています。

給与

時給5,000円〜2万円(要相談)

勤務地

フルリモート。

可能な範囲で、本社(渋谷)への出社をしていただけると助かります。

雇用形態

正社員、または業務委託

副業OK

勤務体系

勤務時間・休日:適宜(要相談)

正社員の場合、PCを貸与。業務委託の場合は要相談。

採用フロー

※必ずこの流れになるわけではありませんが、一般的な流れを紹介します

業務委託

  • カジュアル面談(30分-1時間程度)
  • 技術選考(1.5時間程度)
  • (必要に応じて追加面談)
  • 契約締結

正社員

  • カジュアル面談(30分-1時間程度)
  • 技術選考(1.5時間程度)
  • (必要に応じて追加面談)
  • 副業/体験入社 (16時間〜)
  • 役員面談
  • 入社

問い合わせ先

CTOのTwitter